所要時間: 約 8 分
Lady Gaga、Christina Aguilera、Kate Moss、Crystal Renn、Jennifer Lopezを始めとしてセレブリティへの衣装の提供、またMuglerとのコラボ、NYでのファッションショーデビューと活躍の場を広げ続ける日本人ラバーコスチュームデザイナーAtsuko Kudo。彼女へのインタビューをFetish-Style.info独占でお送りします。Atsuko Kudoインタビュー
Fetish Style(以下FS)まずはプロフィールをお教えください。
Atsuko Kudo(以下AK)最初はしばらく自分や友人の為にコスチュームを作っていました。ロンドンでCoco de Merという高級アート/エロス店(?!)がオープンする時にオーダーがきて、お店に商品を初めて売ったので、アレが正式スタートなのかな?と思います。2001年でした。
FS 工藤さん本人が考えるAtsuko Kudoブランドの特徴を教えてください。
AK 『ATSUKO KUDO- アツコクドウ』は日本発、ロンドンのアンダーグラウンドシーンを起点にラテックス/ラバー素材を使ってセクシーなドレス、下着、コルセット、帽子やアクセサリーを愛を込めてハンドメイドしているユニークなレーベルです。
私達は心身セクシーで自分らしくありたいという、すべての方々のためにデザインしています。ベッドルーム、サロン、ナイトクラブ、パーティーやその他のお好みのロケーションにあわせて単品からフルコーディネート一式まで販売しています。HPのオンラインショップやスタジオのあるロンドンのお店で、お客様のお好みに合わせての色、プリント、トリムをお客様が選べるカズタマイズオーダー、お客様のご要望によりサイズに合わせて 製作するMADE TO FITサービスをしております。ゴージャスなレース、ヒョウ柄プリントがトレードマークです。
FS 御自分でラバーコスチュームをつくるきっかけはなんだったんでしょうか?
AK ずっとラテックスに恋しています。ラテックスという素材がフェティッシュクラブやダンジョンだけにとどまらず、より多くの人々にエンジョイしてもらいたいと思って始めました。
FS 工藤さんの作られるコスチュームを拝見すると、プリント生地の印象が強いのですが、この生地は工藤さんのところで作られているのですか?
AK 友人のアーティストのプリンターと一緒に開発してきました。
FS 昨年NYでコレクションを発表されましたが、日本で発表される予定はありますか?
AK 今の所予定は無いですが、いつか出来たら嬉しいです。
FS AjehandroやBorn This WayなどLady Gagaさんへのコスチューム提供が日本でも大きな話題となっていますが、そのきっかけというのは?
AK 最初に連絡をもらってコスチューム提供したのは、彼女がまだサポートアクトをしている時でした。その後Nicola Formachettが専属スタイリストを始めた夏に、彼女のイギリスでのターニングポイントとなったと思われるグラスタンベリーという大きなイベントで衣装をいくつかデザインすることになり, (そのうちの一つは前日に急に依頼されたため、半日でデザインから製作、仕上げまでのすべてを行いました)それから色々な機会に依頼を受ける様になりました。
FS Gagaさんといえば、Muglerの2011秋冬コレクションでのコラボもありましたが、この時にご苦労されたこととか裏話があればお聞かせください。
AK Thierry Muglerは尊敬するのデザイナーの一人でしたので、この度Nicolaが新しくMuglerのクリエーティブダイレクターに就任し、コラボレーションが出来てとても感激です。NYで仕事をしている時にコラボレーションの話を頂き、その後のLAとラスベガス旅行予定を急遽中止してロンドンに帰ってきました。
FS Muglerコレクション始め、様々なデザイナーがラバーを取り入れていますが、英国ではラバーファッションに対してどういった捉え方をされているのでしょうか?
AK 英国でラテックスとファッションの結びつきの歴史は長いです。70年代後半のパンク全盛期にVivienne WestwoodとMalcolm McLarenのやっていたSEXという店で置いていたのが始まりで、それから色々なデザイナーが努力を重ねてきました。Atsuko Kudoもラテックスがファッションの一部として見てもらえる様に 日々努力を続けています。Atsuko Kudoのレーベルとしての重要なターニングポイントとなったのは2008年に写真家がSteven MeiselがAtsuko Kudoのラテックスとハリウッドの女優Eva Mendesのコンビで撮影しました。これはItalian Vogue のダブルページ2セットで飾りました。ハイファッション紙で全身ラテックスを飾ったのは初めてでした。それと同時期に当時French VogueエディーターだったCarine Roitfeldが12ページに渡りレースプリントのスカートを起用。ファッションとエロティックが別である必要はないというのが証明された特別な出来事でした。
FS Gagaさんも工藤さんも、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震へのサポートをいち早く表明されました。
AK Gagaの素敵な所はハートが良い所にあるところ。日本人としてありがたいと思います。
ガガとはスケールが違いますが、Atsuko Kudoはアングロジャパニーズのレーベルですので、日本に居る家族や友人の事を思い、何か少しでも出来る事があればと募金を始めました。日の丸をインスピレーションしたリボンの髪飾りとブローチを一つずつ心を込めて手作りして販売しております。世界中の少しでも多くの方が募金に協力してくださるように、皆さんが身につけやすいアイテムでデザインしました。
売り上げ額のすべては日本赤十字に寄付致します。
世界中のとても沢山の人々が日本の事を応援しています。色々大変な事ばかりだと思いますが、日本の皆さん頑張って下さい。!!!
FS ありがとうございました。
※注記 こちらでもAtsuko Kudoの募金向に販売しているリボンを紹介しています。
Atsuko Kudo(以下AK)最初はしばらく自分や友人の為にコスチュームを作っていました。ロンドンでCoco de Merという高級アート/エロス店(?!)がオープンする時にオーダーがきて、お店に商品を初めて売ったので、アレが正式スタートなのかな?と思います。2001年でした。
FS 工藤さん本人が考えるAtsuko Kudoブランドの特徴を教えてください。
AK 『ATSUKO KUDO- アツコクドウ』は日本発、ロンドンのアンダーグラウンドシーンを起点にラテックス/ラバー素材を使ってセクシーなドレス、下着、コルセット、帽子やアクセサリーを愛を込めてハンドメイドしているユニークなレーベルです。
私達は心身セクシーで自分らしくありたいという、すべての方々のためにデザインしています。ベッドルーム、サロン、ナイトクラブ、パーティーやその他のお好みのロケーションにあわせて単品からフルコーディネート一式まで販売しています。HPのオンラインショップやスタジオのあるロンドンのお店で、お客様のお好みに合わせての色、プリント、トリムをお客様が選べるカズタマイズオーダー、お客様のご要望によりサイズに合わせて 製作するMADE TO FITサービスをしております。ゴージャスなレース、ヒョウ柄プリントがトレードマークです。
FS 御自分でラバーコスチュームをつくるきっかけはなんだったんでしょうか?
AK ずっとラテックスに恋しています。ラテックスという素材がフェティッシュクラブやダンジョンだけにとどまらず、より多くの人々にエンジョイしてもらいたいと思って始めました。
FS 工藤さんの作られるコスチュームを拝見すると、プリント生地の印象が強いのですが、この生地は工藤さんのところで作られているのですか?
AK 友人のアーティストのプリンターと一緒に開発してきました。
FS 昨年NYでコレクションを発表されましたが、日本で発表される予定はありますか?
AK 今の所予定は無いですが、いつか出来たら嬉しいです。
FS AjehandroやBorn This WayなどLady Gagaさんへのコスチューム提供が日本でも大きな話題となっていますが、そのきっかけというのは?
AK 最初に連絡をもらってコスチューム提供したのは、彼女がまだサポートアクトをしている時でした。その後Nicola Formachettが専属スタイリストを始めた夏に、彼女のイギリスでのターニングポイントとなったと思われるグラスタンベリーという大きなイベントで衣装をいくつかデザインすることになり, (そのうちの一つは前日に急に依頼されたため、半日でデザインから製作、仕上げまでのすべてを行いました)それから色々な機会に依頼を受ける様になりました。
FS Gagaさんといえば、Muglerの2011秋冬コレクションでのコラボもありましたが、この時にご苦労されたこととか裏話があればお聞かせください。
AK Thierry Muglerは尊敬するのデザイナーの一人でしたので、この度Nicolaが新しくMuglerのクリエーティブダイレクターに就任し、コラボレーションが出来てとても感激です。NYで仕事をしている時にコラボレーションの話を頂き、その後のLAとラスベガス旅行予定を急遽中止してロンドンに帰ってきました。
FS Muglerコレクション始め、様々なデザイナーがラバーを取り入れていますが、英国ではラバーファッションに対してどういった捉え方をされているのでしょうか?
AK 英国でラテックスとファッションの結びつきの歴史は長いです。70年代後半のパンク全盛期にVivienne WestwoodとMalcolm McLarenのやっていたSEXという店で置いていたのが始まりで、それから色々なデザイナーが努力を重ねてきました。Atsuko Kudoもラテックスがファッションの一部として見てもらえる様に 日々努力を続けています。Atsuko Kudoのレーベルとしての重要なターニングポイントとなったのは2008年に写真家がSteven MeiselがAtsuko Kudoのラテックスとハリウッドの女優Eva Mendesのコンビで撮影しました。これはItalian Vogue のダブルページ2セットで飾りました。ハイファッション紙で全身ラテックスを飾ったのは初めてでした。それと同時期に当時French VogueエディーターだったCarine Roitfeldが12ページに渡りレースプリントのスカートを起用。ファッションとエロティックが別である必要はないというのが証明された特別な出来事でした。
FS Gagaさんも工藤さんも、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震へのサポートをいち早く表明されました。
AK Gagaの素敵な所はハートが良い所にあるところ。日本人としてありがたいと思います。
ガガとはスケールが違いますが、Atsuko Kudoはアングロジャパニーズのレーベルですので、日本に居る家族や友人の事を思い、何か少しでも出来る事があればと募金を始めました。日の丸をインスピレーションしたリボンの髪飾りとブローチを一つずつ心を込めて手作りして販売しております。世界中の少しでも多くの方が募金に協力してくださるように、皆さんが身につけやすいアイテムでデザインしました。
売り上げ額のすべては日本赤十字に寄付致します。
世界中のとても沢山の人々が日本の事を応援しています。色々大変な事ばかりだと思いますが、日本の皆さん頑張って下さい。!!!
FS ありがとうございました。
※注記 こちらでもAtsuko Kudoの募金向に販売しているリボンを紹介しています。