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AP通信が伝えたところによれば、米国カリフォルニアにあるラバーウェアスタジオSyrenを擁するThe Stockroom Inc.が、ラバーファッションデザイナーAbigail Greydanusをロサンゼルスの裁判所へ訴えたという。The Stockroom Inc.によれば、Abigail GreydanusがSyrenのデザインを盗みSyrenの業務を妨害したとして、Abigail Greydanusのラバーウェアの販売差し止めを求めている。
Syrenは映画・ドラマ・CMなどで多くのラバー製コスチュームを担当しているラバーファッションのオートクチュールを特異とするスタジオで、映画ウォッチメンやバットマン・リターンズ、メン・イン・ブラック2などの衣装も製作を行っている。またKaty Perryの衣装製作も行っていた。
またAbigail Greydanusは、Katy Perryのラバー衣装デザインを行っていたとされており、そのデザインをめぐっての訴訟と考えられる。
AP電によれば、この訴訟についてAbigail Greydanusからコメントは得られなかったということだが、Abigail Greydanusの公式ブログSo Good for Bunniesでこの件についてコメントしている。
[…]I’ve spent my whole life building my experience and knowledge on garment design and construction and I have not actively tried to interfere with ANYONE’S business. I’m trying to create a specialty niche in an industry where black dresses and catsuits are standard fare. I have no desire or need to copy ANYONE!!! […]
(抄訳)[…]これまで衣装デザインと製作についての経験と知識を得ることに人生を捧げてきており、他者のビジネスに干渉しようとしたことはない。黒のドレスやキャットスーツを標準的な価格で提供するニッチな業界分野を形作ろうとしているだけだ。誰かのコピーをするなんて願望や必要性が私にはない。[…]
このAbigail Greydanusの公式ブログには多くのコメントが寄せられており、今後の動向が注目される。Fetish-Style.infoでは、さらなる情報が入り次第、随時お伝えしていく予定だ。
【お詫び】これまでFetish-Style.infoでは、Abigail GreydanusがSyrenのデザイナーと紹介してきましたが、時期は不明ですが既にSyrenからは離れていたということです。お詫び申し上げ、ここに訂正させていただきます。