ロンドンに本拠を置くアーティストでありデザイナーのÚna Burkeが、レザーを使用したコレクションRE.TREATを発表している。
　このRE.TREATコレクションは、西洋甲冑やメディカルを連想させるものとなっており、大胆でありながらも緻密かつ精巧にできており、レザーとリベットを使用しているにもかかわらず、女性らしいラインが強調されるデザインとなっている。なお作品のすべての写真はÚna Burkeのページで見ることが可能となっている。
　
　非常に個性あるコンセプチュアルな作品だが、SHOWstudioで一部が販売されるという。興味のある方は、問い合わせをしてみてはいかがだろうか。
　
　デザイナーのÚna Burkeはステートメントで次のように語っている。

Through my work I continually aim to create leather objects which are both visually captivating and technically challenging. They are pieces of wearable art which are indefinable as particular garments, preventing them from being placed into the conventional categories of the fashion industry. They are free to exist just as the objects that they are, interpreted independently by each individual. I use traditional leatherworking techniques to produce these evocative, conceptual creations. In doing this I hope to encourage a new and more modern appreciation for leather craftsmanship and present the possibilities achievable through the use of this material in both the areas of art and of functional design.

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（拙訳）視覚的に訴えかけ、技術的にチャレンジする価値あるレザー製品を創り出すこと、私はこれを自らの作品を通しての目標としている。その作品は、ファッション業界に存在する従来のカテゴリーに属するものとして見られるのではなく、なにか特別なものとして定義付け出来ない「着られるアート作品」である。作品を見る各個々人によって理解されるべきものとして、ただただそこに存在しているだけにすぎないのだ。この挑戦的なコンセプトありきの作品を送り出すために、私は伝統的な皮革用の製作技術を駆使している。この製作過程を通じて、（皮革）製作技術に対して新たな、そしてより現代的な評価が得られること、また芸術と機能的デザインという双方の分野でレザーを使用しての新たな可能性が開けることを望んでやまない。

(via Who Killed Bambi、付録部)