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Champagne Zarb(シャンパーニュ・ザルブ)が、エロティックやゴシックを題材としたアートボトルのシャンパーニュをリリースしている。Champagne Zarbは2009年に初リリースされた比較的新しいブランドで、Zarbとはフランス語のスラングでBizarre(ビザール)を意味している。唇やヘソといったエロティックなボトルや、白い液体に足あとを付けたようなウェット&メッシーを思わせるボトル、また天使やタコ、真っ黒のボトルなど、およそシャンパーニュのボトルには採用されてこなかった図柄が採用されている。
肝心の中身は、シャンパーニュ地方ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区西部にあるCharly-Sur-Marne村を中心とした計38haを超える自社畑から収穫されたブドウを使用しており、セパージュはピノ・ムニエ55%、シャルドネ30%、ピノ・ノワール15%だという。
価格は図柄によって異なり30ユーロ(約4,200円)〜40ユーロ(5,600円)とされているが、残念ながら日本にはまだ導入されておらず、またオフィシャルサイトのオンラインショップでは欧州向けの販売のみとなっている。
アートボトルはこれまでもTaittinger(テタンジェ)などがリリースしてきているが、このようなタイプのものは初めてではないだろうか。