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今回は、実際に海外へのオーダーする際の記入事項についてなどをまとめてみます。 1.送付先の表記
例としてBlackStyleでの送付先記入をしてみましょう。Billing AddressとDelivery Addressの二つがあります。
Billing Addressはカードの請求先住所、Delivery Addressは送付先住所となります。
個人用として購入する場合は、両方共同じ住所となるはずですので、同じ情報を記入しておけば問題ありません。
では、各項目を見ていきましょう。
Prefix:男性、女性の敬称を選択します。男性ならMr、女性ならMrs、会社購入ならCompanyを選びます。
First Name:名前を記入します。山田太郎なら太郎にあたります。
Last Name:苗字を記入します。山田太郎なら山田にあたります。
Company:会社名を記入します。会社購入でなければ、無視します。
EU-VAT Number:日本からの購入では無視します。
Address:東京23区なら区名、それ以外なら市名以降を記述します。
例えば、〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-23-45を送付先に指定するとしますと、
1-23-45 Jingumae Shibuyaku を記入します。
ZIP/City:郵便番号と都道府県名を記入します。
上の例ですと、
150-0001 Tokyo
を記入します。
Country:国名Japanを選択します。
eMail:メールアドレスを記入します。
Tel:電話番号を記入します。
Fax:FAX番号を記入します。こちらは必要ないかもしれません。
例えば、03-1234-5678が送付先電話番号とすると、
+81-(0)3-1234-5678
と記入します。81は日本の国別番号、(0)としてあるのは海外から掛ける場合は必要ない番号ですので、それを明示するために(0)としています。
2.支払い
殆どのお店がオンラインのカード決済かPaypal決済ができるようになっていますので、銀行送金については割愛します。オンラインカード決済の場合は、絶対にhttpsで始まるセキュアサーバを通してカード番号などを送ってください。またそれを証明する証明書の期限も確認しましょう。
ブラウザによって確認方法が異なりますが、多くの場合、ブラウザの右下隅や右上隅などに表示される鍵のマークをクリックするとその期限や証明書内容を確認することができます。
カード決済時には、多くの場合セキュリティIDなどと呼ばれる、カード裏面にのみ記載された3桁の番号も別途入力を要求されるので注意してください。
2-1.PayPal決済
Paypal決済は余り日本では馴染みがありませんが、欧米ではかなり普及している決済方法です。事前にhttp://www.paypal.jp/
にカード情報などを登録しておくことで、決済時の煩雑な記入を避けることができます。またメールアドレスだけで送金が可能など、様々なシーンで利用できます。
ただ日本ではPaypalで提供されているサービスの一部が事実上利用できないため、実質的に現時点では支払い専用と考えて差し支えありません。
Paypalへの登録は日本語で行えるため、ここで悩むところはありませんが、一つ注意しておくべきことがあります。
2-2.フィッシング詐欺
欧米でかなり普及しているため、Paypalを騙って全く関係ないページへログインさせ、ログイン情報などを詐取したり見覚えの無い送金をさせたりするメールが届くことがあります。安易にメールにあるURLをクリックせずに、メール内容をよく吟味するようにオススメします。もし可能ならば、メールのソース表示を行い、リンク先を確認するなどするとより良いでしょう。これについては各メールアプリによって方法が異なるため、割愛します。
2-3.カード被害に合わない為に
今はオンラインでカードの使用履歴をすぐに見られますので、定期的にチェックするようにしましょう。特に小額なものですと見落としがちですが、それが毎月請求されたりする事例がありますので、少しでも変だなと思ったら、カード会社へ請求を止めるように依頼したり、番号変更をお願いするなど自衛手段をとりましょう。ただ前述のPaypalのフィッシング詐欺では、Paypalを通じて支払いをしてしまうと使用履歴にはそのPaypalでの使用履歴しかでませんので、よくよく注意することをオススメします。
2015/08/10 再構成