フェティッシュパーティーを楽しむ8つの方法

所要時間: 6
fetishparty フェティッシュパーティー、最近では毎月どこかで必ず行われていると言っても過言ではないほど、かなりポピュラーな存在になりつつあります。行ったことが無い方にとっては、敷居が高く感じられたりすることもあるかもしれません。
 
 こういったパーティーに参加する楽しみは、大きく分けると3つあると考えています。「コミュニケーション」と「コスチューム」、そして「雰囲気」。フェティッシュという言葉がついていても大きく見ればパーティーの一つですから、コスチュームがスーツやドレスなのかフェティッシュファッションなのかの違いと考えてもよいかと思います。

 知り合いや友達だけでなく、それまで知らなかった人とのコミュニケーション。
 いつもとは違う特別な雰囲気とコスチューム。

 これを楽しむための方法を8つに簡単にまとめてみました。基本的には、普通のパーティーに初めて行くときと同じです。

1.準備する

準備 ほとんどのパーティーでウェブサイトが開設されているので、そこにあるギャラリー(例えばこちら)などで見ておくといいでしょう。またブログやツイッター、mixiなどをさがすと、雰囲気なども事前に知ることができます。衣装もこの段階で出来る限り準備しておくと、パーティーでより楽しむことができるはずです。
 何度か参加すると、この準備段階もパーティーそのものと同じくらい楽しく感じられるようになりますよ。

2.なるべく知り合いと行く

friend できれば友達同士で最初は行くのがいいでしょう。場所で迷ったりしても、また会場ですぐに慣れないときは色々と話すことができますし、色々な方に話しかけたりするときも心強いですから。

3.物怖じしない

物怖じ 物怖じせず、いろんな人とどんどん話しましょう。パーティーはいろんなコミュニケーションを取ってナンボのもの。最初のうちは話しづらいかもしれませんが、話すことでよりパーティーを楽しむことができます。またコスチュームについても派手すぎるかななんて考えず、とことんやりましょう。目立ってナンボのものです。目立つことでそれがきっかけとなり、色々な方に話しかけられますし、話しかけやすくなりますよ。

4.名刺などをもつ

名刺 名前だけでなく、TwitterやmixiのID、またブログのURLやメールアドレスなどが書かれた名刺を持つことでパーティー中だけでなく終わったあとでもまた色々な情報交換ができます。初めて会う方に覚えてもらうにはこれが最適です。簡単なようでこれが結構重要で、何かしら新しい発見が必ずあるはずです。

5.フライヤーをもらう

flyer こういったパーティーでは、その多くでまた別のパーティーのフライヤー(チラシ)を配っていたりします。それをもらうことで、また別のパーティーに参加したりするのはもちろん、そこでまたコミュニケーションをとることができます。

6.歩きまわる

walking 一箇所にとどまらず、出来る限りあちこち歩きまわりましょう。動くことで、話しかけたり話しかけられたりすることが飛躍的に多くなります。パーティーですから、いろんな視点で楽しみ方を見つけるためにも、ぜひ動きましょう。

7.遅い時間までいる

clock 出来る限り遅い時間、可能ならラストまで居ることをおすすめします。これはパーティーの最後となると、そのパーティーを一緒に楽しんだ仲間という意識が多かれ少なかれ生まれます。そんな中で、パーティー中とはまた違ったテンション、雰囲気の中でコミュニケーションをとることができます。

8.可能なら写真を

camera パーティーによっては写真撮影ができない場合がありますが、禁止されていない場合は自分はもちろん、他の方の写真などを許可を得て撮っておくと思い出になるだけでなく、次に参加するときの参考になったりもしますよ。(マナーを守って写真を撮りましょう

最後に

 私が参加し始めた頃はこういったことに気づかず、特殊な物という見方をしていました。どちらかというと、何かを見せてもらうという受動的な立ち位置で参加していたからなのですが、そうではなく楽しむのはあくまで自分ですから、自分から能動的に楽しむようにすることでより楽しめることに気づきました。能動的になることで、知り合いや友達が増え、さらにそのパーティーを楽しめるようになり、またそこで知り合いや友達が増えていくという感じです。

 これまで参加したことがない方はぜひ参考にしていただき、新しい発見をしてもらえると幸いです。

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Anchor Beach Series by Kitalyst Latex

夏の海を思わせるキタリスト・ラテックスによるシリーズ

所要時間: 3
Latex Anchor Beach Cardy 英国のKitalyst Latexが、Latex Anchor Beachと名付けられた船のイカリをモチーフにしたシリーズをリリースしている。
 このシリーズは、50年代を思わせるデザインに白とメタリックブルーのようなピーコックカラーが使われており、どこか懐かしい雰囲気をもつものとなっている。また、船のイカリがアップリケとして添えられている。
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フェイク商品による危機

所要時間: 6
Real vs Fake
コピー商品の一例
左:Venus PrototypeとMother of Londonによるコスチューム
右:中国製のコピー商品
from The Fetishistas
 以前にフェイク(偽造)商品について書いてから時間が経過しましたが、状況は変わらないどころか、悪い方向に動きつつあります。
 
 これまでと同じく販売時の写真盗用やデザインの盗用だけでなく、ブランド名の詐称やラバーファッションの場合ですと使用される生地のフェイクまで出て来るようになりました。ファッション用ラバー生地は、Radical Rubber社4D Rubber社Sheet Latex社がその多くを占めているのですが、その社名ブランド名を騙り、デザインの盗用だけでなく粗悪な品質の生地で作られた物が出回るようになってきました。
 
 こちらのコラムで触れたように他のファッション用生地とは異なる生地の為、素材そのものの匂い(香り)も明らかにことなり、粗悪なものはタイヤのような明らかにケミカルな添加物を意識させるものまであります。筆者は直接経験はしていないものの、何らかのアレルギー反応など健康被害すらも考えられる状況となっています。勿論、縫製などにも問題があり、まさに品質劣化コピーと断ぜざるを得ない商品が出回っているのです。

 このフェイクを助長しているのがドロップシッピングやオークションであると考えられています。ドロップシッピングは販売者と製造者(また発送元)が異なる点が問題で、故意であるかどうかは別として、そのフェイクを販売する業者が簡単に増えてしまうという難しい問題があり、さらにオークションはこれに加え販売者が企業ではなく個人であることも多く、いわゆる「売り逃げ」が可能である点も問題となります。

 フェイクが製造されているのは、そのほぼ全てが中国であるとされており、自動車や電子機器などのフェイク問題と同じ構造となっていますが、前述したドロップシッピングやオークションでその多くが現在のところ販売の中心であること、そして市場規模が異なっています。確かに市場規模としては自動車などと比べるべくもないほど小さい市場でしょう。ですが、その小さな市場にすら、このようなフェイクが生まれ、そして販売されてしまうことに非常な危機感を覚えます。

 ファッションデザイナーがこの危機に対し座して静観しているかというとそうでもなく、Libidexがフェイク商品への注意喚起を促したり、フェイク業者を名指しした上で不買するように消費者に求める運動を始めています。またeBayでは、画像登用によるフェイク販売者を追放したり、商品の削除を迅速に行うようになったりと、徐々にフェイクを販売させない方向に動き出してきました。

 では日本ではどうかというと、某巨大オークションサイトでは明らかにフェイクの商品が堂々と販売されており、またフェイク商品を販売しようとしている独立したショップサイトすらも見られます。現在日本ではフェティッシュファッション、特にラバーファッションを扱うショップが非常に数少ないという現状もあり、フェイク商品が蔓延する素地が整ってしまっているように思われます。

 安く、パッと見だけで良いように見えても、健康被害を受ける可能性があり、さらにはそのオリジナルデザインを考案したデザイナーやブランドも苦しめるだけのフェイク商品。それとは知らずに買ってしまうこともあるかもしれません。それを避けるために、これからもフェイク商品動向についてはFetish-Style.infoでは触れていく予定ですので、ご覧いただければ幸いです。

 最後にフェイク商品についての記事をご紹介します。全て英語となっていますが、一読の価値ありです。

Latex copycats: time these pirates walked the plank (The Fetishintas)
http://knockoffknockdown.tumblr.com/

2011/04/20追記 こちらで指摘されていたフェイク商品販売サイトが閉鎖されたようです

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Exclusive : Interview with Atsuko Kudo

独占記事 アツコ・クドウ インタビュー

所要時間: 8
Atsuko Kudo Photo Lady Gaga、Christina Aguilera、Kate Moss、Crystal Renn、Jennifer Lopezを始めとしてセレブリティへの衣装の提供、またMuglerとのコラボ、NYでのファッションショーデビューと活躍の場を広げ続ける日本人ラバーコスチュームデザイナーAtsuko Kudo。彼女へのインタビューをFetish-Style.info独占でお送りします。
 
Atsuko Kudo Logo
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Skin Two Rubber Ball Weekend 2011

所要時間: 2
Rubber Ball 2011 Venue 英国のSkin TwoSkin Two Rubber Ball Weekend 2011を2011年5月28日に開催すると発表した。
 Rubber Ballは5月28日夜に開催されるが、それに先立ち5月26日〜28日昼までウィークエンドプログラムとして様々なイベントが開催されることとなっているという。まだ詳しい発表はされていないようだが、今回のRubber Ballの開催場所はテムズ川に浮かぶヨットの中で開催されるそうだ。
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デザインの模倣

所要時間: 4
 デザインの模倣というと様々な分野で枚挙に暇がないほどありますが、最近ではラバーのデザインも模倣の対象となっていて、欧州のフェティッシュファッション系デザイナーがTwitterなどで現状への不満をよくこぼしています。
 
 確かに見た目はそっくりなものが、オークションサイトはじめショップでもチラホラみかけられ、圧倒的に安い価格で売られていることが殆どのようです。
 価格面でいけばデザイナーブランドと比べて半額以下と段違いに安いこともあり、手を伸ばしてしまいそうになるのですが、正直なところオススメできません。
 生地、縫製(ラバーの場合は貼り付けになりますが)、ジッパー、何れをとっても一部を除き褒められるようなものではないからです。
 
 例えばラバー生地ですと、Radical Rubber社や4D Rubber社がファッション用ラバー生地の供給元として有名ですが、多くの場合これらの会社のものを使っていません。使用されている生地には、その生地厚にムラがあったり、ヨレがあったりするものまであります。また生地そのものに何らかの添加物が混入されているためか、前述の生地に比べ明らかに劣化が早いものまであります。
 
 次に貼り付けですが、その貼り付けが甘かったりするのは勿論のこと、ゴム糊が関係ないところに張り付いていたりすることもあります。
 
 最後にジッパー。これがかなり大きな問題で、ジッパーの金具(閉めたり開けたりする部分)に耐久性がなかったり品質が粗悪なために、ジッパーそのものが壊れてしまい用をなさなくなったりすることさえあります。
 
 そういう安いのを買ってしまうと、悪貨は良貨を駆逐すると言われるように本家本元が窮地に立たされ、いずれ消え去ってしまうであろうという可能性を考えると、安い模倣品ではなく高くても本家本元で買ってあげるべきだと考えます。
 一度や二度着るだけで破れても構わない、多少の不便があっても安いほうがいい、というのでしたらオススメできますが、もし少しでも疑問に思うところがあれば、倍またはそれ以上だしても欧州製の名のあるメーカーのものを買われることをオススメします。ファッションというオリジナリティーを守るために
 
2010/11/15加筆
フェイク商品のページがありました。
http://knockoffknockdown.tumblr.com/
 

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